不動産って高いイメージがあるんだけど、いくらくらい必要なんですか?
500万円くらいあれば、余裕をもって始められますよ。
皆さんこんにちは、たくです。
これまで、失敗しても立て直せるように、自身の状況にあった投資条件を見つけることが大切であるということを学びました。
不動産投資は、大きなお金が動くので敷居が高いと考える人は多いと思います。
私がこれまで受けてきた相談でも、
自己資金がいくら必要なのか?
融資で進めることは難しいのか?
という相談を多く寄せられています。
資金計画をたてることで、安心して不動産投資を進めてほしいなと思います。
より詳しい解説は、個々に記事を作成しています。ぜひ、合わせて読んでいってくださいね。
必要な自己資金を知る
安全に不動産投資を始める場合は、500万円以上の自己資金を用意したほうがいいでしょう。
逆に自己資金なしで始められる不動産投資は、ぼったくり投資の可能性が高いですので、警戒したほうがいいです。
【収益最優先 集合住宅】
自己資金 1,000万円~
【収益優先 戸建て】
自己資金 500万円~
【安全優先 戸建て】
自己資金 800万円~
※1 2021年現在の収益物件相場基準
融資を利用すれば、もっと少ない資金で始められないのでしょうか
資金を貯めてから始めたほうがいいことが多いよ
自己資金を十分に準備する必要性
素早く買付を行うことができる
500万円クラスの収益物件の場合、現金で購入する人のほうが多いです。
融資を利用する場合は、融資特約をつける必要があり、売主が融資特約の条件を認めない場合が多いです。
融資特約とは
「融資審査が否認された場合は売買契約を白紙にできる」という買主有利な特約
購入後の修繕に対応できない
500万円クラスの収益物件とは、貸せる状態にするまでの投資額が500万円程度とイメージしてください。
退去などがあり原状回復が発生した場合や設備の修繕が発生した場合に、手持ち資金がないと、対応ができなくなってしまいます。
自己資金を確保する
自己資金500万円の確保は、やっぱり難しいです
身の回りを見渡して、なんとか確保できる方法がないか考えてみよう
臓器販売ですか?
それはちょっと…
本業の収入から確保
副業などで収入を上げたり、節約して支出を下げたりして、自己資金を確保する必要があります。
自分の生活の、なにを優先するのか考えて、将来の生活の為に優先度を下げられるものがないか考えましょう。
特に、住居費については一度見直すことで効果を永続的に得られるので積極的に考えてみましょう。
始めはスピードが出ず、焦ることもありますが、計画的に少しずつ進めていきましょう。
一番考えられるのは、収益性の低い住宅を借りて、その資金で収益性の高い収益物件を購入することです。金融資産から確保
既に、株や投資信託で運用している場合は、不動産投資での運用成績と比較して、
- 不動産投資での運用成績の方がいい
- リスクの分散として不動産をもつ
というような場合に、不動産投資にシフトしていくことをお勧めします。
特に、2%以上の融資を受けて収益物件を購入しようと考えている人は、融資の額を減らして、金融資産からの資産の組み替えを検討したほうがいいでしょう。
不動産から確保
収益(家賃収入)を生んでいない不動産や、収益に向かない不動産を持っている場合は、積極的に売却して、収益物件に買い替えることをお勧めします。
不動産を含めた資産の組み替えに聖域は設けず、不動産投資の目標とどちらが優先するか考えて判断することで打開できることがあるはずです。
①自宅を売却する
住宅ローンを完済している自宅があるならば、売却することで自己資金を確保することを検討してみましょう。
住宅ローンが残っている築浅の自宅の場合、将来の建物の価値の低下により今後の資産運用の計画にマイナスの影響がでることが大いに考えられます。
自宅は収益に向かない不動産である場合が多く、収益性の低い物件を借りて、収益性の高い物件に買い替えることで、資産運用を積極的に行うことができます。
②実家を売却する
自宅と同様、実家の両親にも協力してもらえないか検討してみましょう。
私は実家を売却することがFIREできたことの大きな要因だと思っているよ
たくさん、実家を売ったんですか!!
今後、たくの不動産体験談としてツイッターで私の資金計画についても連載していきますので楽しみにしてください。
③相続した不動産を売却する
親戚や近隣の方からの世間体を意識することもあると思います。不動産投資の目標とどちらが優先するのか判断しましょう。
ひょっとして、私が相続した実家を売ったことは、収益物件に買い替えることにつながるの?
そうだよ、思い入れのある実家でも、不動産投資として考えた場合は、収益を生んでいない不動産と考えて売却して、収益を生む不動産に買い替えることはとても大切なことだよ
ぜひ、実家の使い道がないんだよな…売りたいけどどうすれば…と迷っている方は、上記の記事を読んでみてくださいね。
融資計画をたてる
融資を受けて、銀行金利よりも運用成績を上げることで、イールドギャップ(金利差)が取れることが不動産投資の醍醐味です。
しかし、最近は収益物件の価格が上昇しているため、イールドギャップがとれるような物件はほとんど見つかりません。
ひょっとして私が不動産投資を始めようとしていることも、収益物件の相場が上がっている原因?
コロナ下の自粛生活のなかで、将来の不安から資産運用を積極的に勉強する方が増えて、収益物件の需要があがったんだよ
ほとんどの場合は、融資を受けて収益物件を購入した場合でも、返済期間いっぱいまで借入しない方がいいです。
繰上げ返済により予定より早く返済を終わらせ、キャッシュフローを回復したのちに、次の物件を購入したほうがベターでしょう。
まとめ
今回は、不動産投資を始めようと考えている方の為に、資金計画のたて方を、まとめてみました。
不動産を買うために自宅を売るとか、実家を売るとか、普通考えつきませんよね
普通の考えだと、大きなリターンは得られないと思うよ
…名言だ…
不動産投資は、大きな資金が必要です。
自分の人生に優先順位をしっかり設けて、不動産投資の目標を達成するためには何が必要かと考えることは重要なことだと思います。
より具体的に、購入の相談にのってほしい方は、ぜひたくの個別相談をご活用ください。
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました。
他にも、不動産に関するさまざまな記事を書いていますので、ぜひ読んでいってくださいね。
「収益物件の買い方」は準備編4部、行動編5部の全9分構成ですので、ぜひ他の記事も読んでいってくださいね。