
不動産投資をしたい!と言ったら家族みんなに「やめとけ!!!」と言われました…



確かに、不動産投資は大きなお金が動きますし、融資を受ける場合もあるので、反対・心配されたりすることも多いと思います。
皆さんこんにちは、たくです。
これまで、失敗しても立て直せるように、自身の状況にあった資金計画をたてることが大切であるということを学びました。


不動産投資を始めるにあたって、家族からの理解は必要不可欠です。
今回は、不動産投資を始めようと考えている方の為に、
家族の同意を得ることについてお話ししたいと思います。
家族がひとつになって、不動産投資を進めてほしいなと思います。
今回の「物件の買い方」では下記のような内容となります。
不動産投資を始めるためには家族の理解が不可欠
不動産投資の成果を早く出すために、より多くの資金を使いたいと考えることも多いと思います。
その為には、家庭の資金の多くを不動産投資に充てたり、自宅や実家を売却して投資用資金としたりすることも検討すると思います。
また、融資を受ける場合は、配偶者や両親、子どもなど法定相続人が連帯保証人になる場合もあると思います。



投資に失敗したら、家族への影響も多いよね



私が融資を受けるときは、高齢の母に連帯保証人をお願いしました
不動産投資を始めるにあたって、家族への理解は必要不可欠です。
家族に不動産投資を反対される理由
家族に不動産投資を反対される理由として考えられるものを挙げていきます。
最初に買う物件としておすすめしている築古戸建て、築古アパートを購入する前提で進めます。
ボロ物件買ってどうするの?
家を買うと考えた場合、多くの人は「新しい家を買う」ことを考えます。
新しい家の方がかっこいいですし長く使えるからです。
しかし、収益性を考えた場合、新しい家は将来の家賃の低下が早いため、築古の戸建てをお勧めしています。


- 築古物件のボロさに引いている
- 高額の資金を使ってボロ物件を買うことに理解ができない
- 単純にボロ物件ということに嫌悪感がある
ある程度、不動産投資に慣れた人でも、ボロい建物、傷んだ内装、和式汲み取り式トイレ、ドロドロのキッチン、夜逃げを思わせる残置物などを見ると引きます。
「こんなの買ってどうするの?」という思いは、本人ですら湧いてくると思います。



入居者がみつけられるとは思えないですからね



原状回復して貸せる状態を見せることができないのはつらいよね
こんな田舎の土地買ってどうするの?
入居者が本当に要るのか疑問を持たれることもあると思います。利回りを求めて町村の物件に行きつくことはあります。
その場合も、現地での需要の調査を十分に行い、入居者が見つかることを確認していきましょう。
売れなかったら?入居者が見つからなかったらどうするの?
極端に安い物件の場合は、将来売れなくなることも想定しなければいけません。
「40年前は2,000万円だったマンションが、今、500万円」といったケースでは、「10年後に300万円になっている」ということは大いにあり得ます。
しかし、最低限の需要のある地域では、基本的には家賃を下げれは入居者は見つかります。



ただし、狭小1Rである場合、大学周辺地域であっても供給過多のため家賃を下げても入居者が見つからないというケースはあります。
自分が住まないのに、こんなに高い工事費払いたくない
経営のための経費と生活費がごっちゃになっているケースです。
古い物件を購入することも、古い物件を修繕することも、投資の一環として必要な出費であり、資金の回収の見込みがあることを理解してもらう必要があります。
借金したくない
借金することで落ち着かないというのはよくわかります。
イールドギャップをとって規模拡大を目指すというのも、今後は難しいですので、借金することに反対されている場合は、無理をしないほうがいいかもしれません。



確かに、いきなり借金して物件買う!って言われたらビビりますもんね



その他にも「投資は怖い」「不動産屋は怪しい」「詐欺では?」といったこともよく聞かれますね。
これまでの不動産業界の信用のなさから、このように感じられるのは仕方がないかもしれません。
ただ、投資をしないことも投資としての選択であり、リスクがあるということを家族全員が理解することは大切であると思います。
こんなボロ物件、誰が面倒みるの?
例えば、自分が亡くなったあと、残された配偶者やお子様からすれば「これの面倒、自分たちがみるの?」という気持ちになるのもよくわかります。。
不動産投資では、相続に関する計画を立てる必要もあります。こちらの記事を参考にされるとよいと思います。


上記以外にも、日々の暮らしにいっぱいいっぱいで「投資する余裕なんてないのに、不動産投資なんて何を言っているの!?」状態のお家もあるでしょう。
そのような場合は金銭的なことだけでなく、日々の暮らしが充実できるよう生活スタイルの見直しが必要なのかもしれません。
家族に不動産投資を反対される原因
不動産投資は、あまりなじみのない不透明な内容であり、なかなか理解されるのは難しいかもしれません。
ただ、もし、あなたが不動産投資家としての信用が足りていれば、家族もこのように反対しないのではないかなと思います。



ベテラン大家さんが不動産を買い増しすることについては、反対されることは少ないと思うよ



これまでの不動産投資家としての実績から信用されるということですね
将来のために、家族にとって「現在の生活をきりつめすぎている」と、感じさせている場合も、理解を得るれるのが難しいです。
不動産投資は、生活設計そのものです。将来の豊かな生活に向けて、バランスを考えながら、積極的にすすめていきたいですね。
解決する方法3選
不動産投資をしない



たくさん、最初から凄い暴論ですよ。



そうかもしれません。しかし、不動産投資の「目的」にもどると答えが出ると思いますよ
不動産投資をするための目的を、もう一度振り返ってみてください。
家族の幸せのためだと思います。
不動産投資をすることに理解が得られず、強行した結果、家族がバラバラになっては元も子もありません。
不動産投資をすることが良いことか悪いことかに関わらず、家族が嫌がることをすることはモラルから反することになります。
最終的に理解を得られない場合は、諦めたほうがいいです。
相手を変えることよりも自分が変わることのほうが容易です。
4.2少額から始めて実績をつくる
- ローンを組まない
- 少額で始める
小さな物件からスタートし実績を積み上げて信用を得ることは有効であると思います。



スモールスタートして、信用を得ていくんですね
銀行へのプレゼン以上の準備と熱意で不動産投資家としての信用を得る
家族へ不動産投資を始めることを伝えるときに、銀行へプレゼンをするとき以上の準備をしましょう。
家計に投資用の余裕資金があることを伝え、「家族のために考えたこと」「一緒に幸せな老後生活を送りたいから」と伝えましょう。
ここで、自分の利益など自分の事ばかりを話すと、きっと理解は得られないでしょうから、家族を一番に考えている。というところはしっかりと伝えていくようにしましょうね。



家族のお金を投資にまわすということは、銀行のお金を投資にまわすことと同様に信用される必要があるよね



家族だからこそ、丁寧に説明していく必要があるということだね
まとめ
今回は、不動産投資を始めようと考えている方の為に、家族の同意を得ることについて、まとめてみました。



結局、不動産投資家として信用されるということが大切なんだね



そうだね、実績だけでなく、不動産投資に取り組む姿勢も大切だと思うよ
- 不動産投資に対して不安があるから
- 不動産投資家としての信用が、まだ足りないから
- 少額から始めて実績をつくる
- 丁寧に、不動産投資への熱意と計画を説明する。
ただし、不動産投資だけが、経済的自由を達成する唯一の方法ではありません。
不動産投資をすることの良いことか悪いことかに関わらず、家族が嫌がることをすることはモラルから反することになります。
最終的に理解を得られない場合は、諦めることも考えましょう。
より具体的に、購入の相談にのってほしい方は、ぜひたくの個別相談をご活用ください。
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました。
他にも、不動産に関するさまざまな記事を書いていますので、ぜひ読んでいってくださいね。
「収益物件の買い方」は準備編4部、行動編5部の全9分構成ですので、ぜひ他の記事も読んでいってくださいね。