FIREするには不動産投資がいいと知りました。不動産投資でFIREできますか?
決して簡単ではないけれども、不動産投資でFIREしている人は目の前にいるよ
FIRE(ファイア:Financial Independence, Retire Early)とは、経済的に自立し、早期リタイアを実現することであり、生きていくために働くのではなく、人生を豊かにする手段として働くという選択肢がある状態です。
実際、たくがどのようにしてFIREしたのか?ということなど詳しいプロフィールはこちらのページから見ていってくださいね。
皆さんこんにちは、たくです。
FIREを目指す人が急速に増えています。
FIREという言葉が生まれたのは最近ですが、私が不動産投資を始めた20年ほど前から、ロバート・キヨサキ著書「金持ち父さん 貧乏父さん」がブームとなりました。
そこから経済的自由が叫ばれ、「サラリーマン大家」という言葉が流行しました。
今回は、不動産投資を始めようと考えている方の為に、
自分にあった目標設定とリスクの範囲についてお話ししたいと思います。
流行に惑わされることなく、自分にあった不動産投資を進めてほしいなと思います。
FIREしたいから、何の知識もなく不動産に関わるのはやはり危険ということですね。
より詳しい解説は、個々に記事を作成しますのでぜひ、合わせて読んでいってくださいね。
自分のゴールを決める
豊かな人生を手に入れるためには、どれくらいの金額が必要なのでしょうか。
年間支出額から、必要なキャッシュフローを決めましょう。
キャッシュフロー(CF)は、「お金の流れ」という意味で、手取り金額のことを意味します。
生活費として30万円/月使っているから、それを全部家賃収入で補いたいな
では、全部家賃収入で補う場合で考えてみよう
不動産で完全FIRE
融資を利用せずに不動産投資をした場合、家賃収入の3割が経費としてかかります。
表面利回り10%の物件を準備できたとして、実質利回り7%になります。
表面利回りとは?
運用成績を表す指標の一つ。物件価格と年間家賃収入の額で算出できる。
(表面利回り) = (年間家賃収入) ÷ (物件価格) × 100
月30万円のキャッシュフローを実質利回りで得るためには、
30万円/月 × 12か月 = 360万円/年
360万円/年 ÷ 0.07 = 5,200万円
5,200万円規模の収益物件が必要になります。購入の諸経費などを考えると6,000万円必要である計算になります。
6,000万円!?!?!?!?!?無理です、諦めます。
本業の収入から追加投資ができて、時間をかければ決して難しいことではないよ
不動産で半分FIRE
月30万円のキャッシュフローのうち「半分を不動産投資で得て、半分は他の収入」で補う場合は、6,000万円の半分、3,000万円が必要になる計算です。
3,000万円なら、新築一戸建てを買うときの値段と変わらないね
そうだよ、どんな不動産を買うかによって、その後の生活が随分変わるということがわかると思うよ。
不動産投資でFIREを目指す場合は、融資を組んで事業拡大を目指すことがこれまでの王道とされていました。
私も、2億ほどの融資を受けて規模を拡大しています。
融資を組んで規模を拡大した場合は、将来、悲観的に見ても返済が滞らないことを考え、キャッシュフローが確保できても、本業をリタイアするのは慎重になったほうがいいでしょう。
自分にあったリスクとリターンを設定する
リスクって怖いけど、具体的にどのように考えればいいんですか?
リスクを背負うというのは、「失敗しても立て直せる」ということだと考えていいよ
(超大切なこと)
リスクを背負える = 失敗しても立て直せる
失敗したら立て直せないない!というふうに感じるのであればそれはリスクを背負いすぎです。
資産を持っているほど、リスクに耐えられる
資産を持っているほど、悲観的な事象が起きても金銭的に耐えられるため、より不確定なことに挑戦することができます。
また、経済的な自由に向けて一歩進んでいると考えることができます。
例えば
500万円でスタートする場合に比べ、4,000万円でスタートする場合は、30年のアドバンテージがあります。(実質利回り7%の場合)
マネーイズパワー…
年齢が若いほど、リスクに耐えられる
年齢が若いほど、悲観的な事象が起きても再起できるチャンスはあります。
より不確定なことに挑戦することができます。
また、時間をかけることで資産を増やすことができるので、逆に考えば、若いということは資産を持っていると、考えることができます。
例えば
500万円の種銭があるならば、10歳若ければ、4,500万円を得る可能性がある。といったようにです。
上記の記事でじっくり解説しているのでぜひ読んでみてください。
収入があるほど、リスクに耐えられる
手取り400万円/年の人が支出300万円/年の生活をする場合と、手取り800万円/年の人が支出300万円/年の生活をする場合は、資産の増え方は5倍違います。
また、それだけ不確定なことに挑戦してリターンを得ることができます。
まとめると、不動産投資を有利に進めることができる人は
- 資産がある
- 収入がある
- 若い
という特徴のある人となります。
お金がある人ほどお金持ちになれるなんて、人生本当に夢がありません。やはり油田を掘り当てる方が早い気がします。
現実として仕方がないけれども、今、自分ができることを探し出して進んでいくことで道はひらけていくよ
まとめ
今回は、不動産投資を始めようと考えている方の為に、自分にあった目標設定とリスクの範囲について、概要をまとめてみました。
不動産投資の世界の現実を感じてくじけそうです
不動産投資は、事業と同じですので、立ち上がりがとても大変です。
雪玉を大きくしていくように、ある一定の規模になるまでが大変ですが、軌道にのると少ない労力で大きな収益をあげることができます。
現実は、決して甘くはありませんが、不動産投資に夢をもちすぎて、安易にぼったくり投資に引っかかってほしくないなと思います。
少ない自己資金で規模を大きく始められる不動産投資は、ぼったくり投資である可能性が高いですので、慎重に判断してください。
今回はざっくりと概要のみを書きましたが、今後はより詳しく掘り下げていこうと考えていますので、楽しみにしていてください。
より具体的に、購入の相談にのってほしい方は、ぜひたくの個別相談をご活用ください。
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました。
他にも、不動産に関するさまざまな記事を書いていますので、ぜひ読んでいってくださいね。
「収益物件の買い方」は準備編4部、行動編5部の全9分構成ですので、ぜひ他の記事も読んでいってくださいね。