駅近で、希少価値の高い新築ファミリーマンションの分譲が開始されています。立地がいいので将来値上がりしないまでも、値下がりしないのであれば、10年住んで売却したとしても、10年分の住居費がかからずに済むのではないかと考えているのですが、いかがでしょうか。
購入対象の物件や、家族構成、収入状況、資産状況に応じて変わりますが、購入した場合のほうが、賃貸の場合に比べて、損益の振れ幅が大きくなりますので、リスクが高くなります。 比較する上で一番大切なことは、できるだけ同一グレードの分譲マンションと賃貸マンションと比較することです。築古の賃貸用のマンションではなく、築浅の分譲賃貸マンションと比較しましょう。家賃とローン返済金額を比較するのはナンセンスですのでやめたほうがいいです。ローン返済金額は、返済期間によっていくらでもコントロールできるので比較要素にはできません。
10年間の住居費を比較します。
<分譲賃貸マンション>
家賃 15万円
初期費用 50万円
10年間の住居費 15万円×12か月×10年間 + 50万円 = 1,800万円
<分譲マンション>
購入価格 3,500万円
諸費用 250万円
融資金額 3,500万円
金利 0.85%
返済期間 35年
管理費+修繕積立費 30万円/年
固定資産税 15万円/年
売却価格 2,800万円
※住宅ローン減税考慮なし
※譲渡税は、マイホーム特例により0円
10年間の住居費 約1,850万円
売却時の価格の想定が非常に難しいため、一概にどちらがいいかの判断は難しいです。
お役立ちいただきましたら、SNSのフォローをよろしくお願いします。
中古戸建て購入時のリフォーム費用の見積もり方を教えます
実需用中古戸建の購入を考えています。将来どの程度値下がりするでしょうか。