戸建ての特徴6選
以下のような理由から、区分マンションに比べてハイリスク、ハイリターンで購入判断が難しい傾向にあります。
表面利回りが高い物件が多い
物件の数が多く、山間部の物件、道路が狭い古い町並みの物件など、バラエティーにあふれていますので、表面利回りが高い物件もよく見かけます。
売買価格の相場観がつかみづらい
土地の広さだけでなく、土地の形、道路付けなど、不動産の評価に影響する項目が多く、区分マンションに比べて価格の査定が難しいです。
建物面積が大きくなりがちなので、賃料に対する原状回復費の負担が大きい
建物面積が大きくなるほど、建物面積当たりの賃料は小さくなります。ですので、退去時の原状回復の負担は、建物が大きくなるほど負担が大きくなります。
外壁のメンテナンスも意識しなければいけない
区分マンションのように修繕積立費がありませんが、建物の状態に応じて、外壁や屋根の修繕が必要です。
入居期間が長めになりやすい
建物面積が大きい分、ファミリーが入居する場合が多く、荷物も多くなりますので、入居期間は長くなりやすいです。
築50年以上のとても古い物件も多く存在する
築50年以上の古い建物も多く、建物の維持にどれくらいの費用がかかるのか見通しを立てるのが難しいです。
区分マンションの特徴4選
戸建てに比べてローリスク、ローリターンで素人でも参入しやすい。そのため、古くても区分マンションの価格が上昇し、最近はローリターンがますますローリターンになる。
管理費、修繕積立費が固定費になり、空室時も発生する
経営をしていくうえで、固定費はなるだけ抑えたいもの、管理費と修繕積立費は経年に伴い値上げされる傾向にあるので、購入時はこれまでの運営状況を確認する必要があります。
売買価格の相場観がつかみやすい
同じ建物の別の部屋の取引事例から、物件の査定が戸建てに比べて容易です。売買相場が安定しており、お買い得物件に出会う可能性は戸建てに比べて低くなります。
原状回復費の見通しが立ちやすい
木造が多い戸建てに比べて、内装の原状回復のみで入居募集できるケースが多いので、原状回復費の見通しが立ちやすいです。
専有面積が小さいと入居期間が短めになりやすい
狭い単身向けの部屋は、入居期間が短くなりやすく、原状回復費用や広告費の負担が大きくなります。
総合的に収益性が見込める物件を買おう
それぞれの特徴を理解したうえで、自身の投資スタイルにあった物件を選びましょう。
お役立ちいただきましたら、SNSのフォローをよろしくお願いします。
物件タイプ別の特性(区分、アパート、戸建て、連棟)
どうしてもいい収益物件が見つからない場合はどうすればいいか?
収益物件の購入エリアは、特に絞らず自由に選べばいい