不動産業界って怖いです。一見(いちげん)の客は軽く見られるというのが、特に許せません!!!!!
そうですね。不動産業界は、まだまだ不透明な取引実態が多くあって、信頼できる業者に出会うことはとても難しいです。
皆さんこんにちは。たくです。
物件を高く売るためには、不動産仲介の仕組みを十分に理解して、不動産流通機構(レインズ)を徹底的に活用することが重要であることを学びました。
同じ不動産業者であっても、一見(いちげん)客と紹介客では、対応が変わることがあることも学びました。
そんなこといっても、いつもたくさんが、そばにいてくれるとは限らないので、紹介してもらえることができない人向けの対策を教えてほしいです。
今回は、物件をより高く売るためにはどうすればいい?~信頼できる業者がいない場合は、相見積もりをしよう~という内容で記事を書いていこうと思います。
- まずは自分で査定しよう
- 信頼できる業者を選ぼう
- 信頼できる業者がいない場合は、相見積もりをしよう(今回の記事)
- リスクにあった売り方を選んで販売価格を決めよう
- 値段交渉には、このように対応しよう
ぜひ、最後まで読んでもらって物件を高く売るための知識をつけていってくださいね。
信頼できる業者がいない場合は、相見積もりをしよう
相見積もりをするということは、複数の業者に相談するということですか?
そうですね。どの業者が信頼できそうか、ご自身で判断していくということです。
自分で信頼できる業者かどうか判断していくと考えると、とても緊張すると思いますが、見極めるコツである程度しぼれますし、一つにしぼる必要はありません。
一括査定サイトの利用は慎重に!
「不動産 一括査定」と検索すると、様々な不動産一括査定サイトを見つけることができます。
少ない問合せ回数で、たくさんの不動産屋に問合せできるので便利なのですが、
信頼できる業者と信頼できない業者が混在している。というデメリットもあります。
信頼できない業者ほど、しつこい営業をかけてきて、あの手この手で客を甘い誘惑で、自分たちだけ儲かるように仕向けるのです。
気をつけないと…
ちなみに、一軒一軒見積もり依頼するようにしましょう。
一軒一軒、飛び込んで同じ相談を繰り返すのは大変面倒で時間もかかります。
しかし、不動産の売買はやり方次第で、数十万円、数百万円の違いが生まれてきます。
一日、二日の労力の違いで、これだけの価格の差が生まれると考えるならば、積極的に取組むべきです。
いきなり怖い不動産屋の事務所に飛び込むなんて、私にはできません
すっかり業者恐怖症になってしまったね。大丈夫、見極める方法を教えるよ。
信頼できない業者を見極める方法
耳ざわりのいい、調子のいいことばかり言う
とにかくお客をいい気分にさせて、安心させて、「うちに任せてください」と言ってくる業者は要注意です。
例えば、
「うちに任せてくれれば、見込み客を紹介できます」
→「レインズを活用しない」といっていることと同じ意味です
「他社にはない販売力があります」(大手不動産会社にありがち)
→「レインズを活用しない」といっていることと同じ意味です
「査定額が一番高い」
→売るのは、全国の不動産屋であり、査定額が高いからといって高く売れる訳ではありません。
など、耳ざわりの言い言葉ばかりいう調子のいい業者は注意しましょう。
前に見積もりに行ったところ、全部これ言ってた…いい人だと思ってその業者さんに決めようとしてたのは、たくさんに秘密にしとこ…
「あなただけ儲けさせることができます」と誘惑してくる
悪質な業者は、自分たちだけ儲けましょうと誘ってきます。
(レインズに登録せず)未公開物件として紹介すれば、物件の価値が上がります
→ 買主をだまそうとしている。
バルク買いの大口買主にねじ込むことができます
→ 大事な大口客をだまそうとしている。
投資と同じで、あなただけにいい話がある世界ではありません。注意してくださいね。
やたら「がんばります、一度任せてみてください」など根性論を展開する。
根性論ではなく、全国の不動産屋に興味をもってもらうことが大切なのです。
「頑張ります!」という押しに負けて、このような業者に任せてみると痛い目をみる可能性が高いです。
論理的に話を展開してくれる人を信頼しましょう。
回答をせかす
売主に時間を与えない業者は、売主に判断させる機会を与えていないことと同じです。即、関わることをやめましょう。
不動産屋が全部悪い人に見えてきました
信頼できる不動産屋を探すのは難しいですが、いないわけではありません
信頼できる業者を見極める方法
不動産仲介の仕組みを丁寧に説明してくれて、レインズを活用して全国の不動産屋と協力して買主を探す姿勢がある
これまで説明してきた仲介の仕組みを丁寧に説明してくれて、自分自身が買主を探すことはもちろんのこと、全国の不動産屋に興味をもってもらう方法を一緒に考えてくれる業者は信頼できる業者です。
仲介は不確定要素が多いことを正直に話してくれる
査定額の信頼性について丁寧に説明してくれ、必ずしもすぐに買主が見つかるわけではないこと、見つからなかった場合の次の手も必要であるということを説明してくれる業者は信頼できる業者です。
買主にとってマイナスの要素がないか、とにかく調査してくる
売買後に買主からクレームがこないように、あらかじめ問題になりそうな点を洗い出そうとする。また、その調査を売主に対しても遠慮なく行うことができる業者は信頼できる業者です。
信頼できる業者は、いいこともわるいことも包み隠さず説明してくれて、買主もだまそうとしません
かなり難しいなと思いました。これでは業者をしぼることはできませんよ…
たいささんのように、心が折れかけた人も多いのではないでしょうか。
しかしご安心ください。信頼できる業者をしぼるのではなく、信頼できない業者をはじくだけで大丈夫なのです。
知り合った経緯により、媒介契約の種類を変えよう
一見(いちげん)で知り合った業者とは一般媒介契約を結ぼう
一般媒介契約ってなんですか?
仲介の契約の種類で、同じ物件に対して複数の業者と仲介(媒介)契約ができる契約形態のことだよ
一般媒介契約
一般媒介契約は、複数の不動産会社に仲介を依頼することができる契約です。
他の一般媒介契約を結んだ元付業者を経由して買主が見つかった場合は、仲介手数料を受け取ることができません。
専任媒介契約
専任媒介契約は、一社の不動産会社にのみ仲介を依頼することができる契約です。
元付業者が一社であるため、買主が見つかった場合は、売主側の仲介手数料を受け取ることができます(片手)。
また、自社で買主を見つけた場合は、買主側の仲介手数料も受け取ることができます(両手)。
…専任媒介契約のほうが、業者は儲かりそうですね
そうです。だから業者はあの手この手で専任媒介契約を結ぼうとします
一見(いちげん)客が信頼できる業者を見つけることは非常に困難なことですので、信頼できない業者をはじいたあとは、全ての業者と一般媒介契約を結ぶことをお勧めします。
一般媒介契約のデメリット
一般媒介契約は、他の元付業者を経由して買主が見つかった場合は、仲介手数料を受け取ることができません。
そのため、成約に直接結び付きにくい取引後のトラブルを防ぐための事前調査を、十分に行ってくれないことが多いです。
また、一般媒介契約にはレインズへの登録義務がありません。
レインズを使えない一般媒介契約は、役に立たないじゃないですか!!!!
それでも、信頼できない業者と専任媒介契約を結んで物件を囲われるよりは、ずっといい方法なんだよ
一般媒介契約は、レインズへの登録義務はありませんが、売主が希望すれば、信頼できる業者であればレインズへ登録してくれます。
複数の業者と媒介契約を結ぶことで、そのいくつかが信頼できる業者であればいい、という考え方から一般媒介契約を結ぶのです。
知り合いの業者や信頼できる人からの紹介の業者であれば専任媒介契約を結ぼう
信頼できる業者であれば、レインズへの登録も行ってもらえ、他社との連携も円滑に行ってくれます。
また、専任媒介契約であるので、取引後のトラブルを防ぐための事前調査を十分に行ってくれることでしょう。
専任媒介契約は、信頼できる業者と結ぶからこそ力を発揮できる契約形態です。
聞こえの良い営業トークやリップサービスの査定額に惑わされて、一見(いちげん)の業者と専任媒介契約を結ぶことの無いようにしましょう。
不動産業界は、まだまだ不透明な業界です。信頼できる人からの紹介があるかないかで随分と結果が変わってきます。
もし、信頼できる不動産屋がいない場合は、たくの個別相談をご活用いただければ、信頼できる業者をご紹介することができます。
怪しい業者や、ぼったくり業者をご紹介することは一切ありませんのでご安心ください。
たくさんがいなければ、私多分騙されまくってたな…
まとめ
今回は、物件をより高く売るためにするべきこととして、「信頼できる業者がいない場合にどうすればいいか」をまとめてみました。
- 耳障りのいい、調子のいい言葉ばかり
- あなただけを儲からせますと誘惑してくる
- 頑張ります!!!!という根性論
- 回答を急かす
相見積もりを取り、上記のような信頼できない業者は弾いていきましょう。
また今回の記事では、信頼できる業者の見極め方法、知り合った経緯により、媒介契約の種類を変えよう。といった内容も書きました。
うまい話が自分にだけくるなんて考えてはいけないなと思いました!
時間をかけて、多くの業者と関わることで、その後の結果が大きく変わってきます。
より具体的に、売却の相談にのってほしい方は、ぜひたくの個別相談をご活用ください。
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました。
他にも不動産に関する記事を書いていますので、ぜひ読んでいってくださいね。
- まずは自分で査定しよう
- 信頼できる業者を選ぼう
- 信頼できる業者がいない場合は、相見積もりをしよう(今回の記事)
- リスクにあった売り方を選んで販売価格を決めよう
- 値段交渉には、このように対応しよう