いい物件を見つけて一番手をとったとしても、融資審査中にあとから買付を入れた現金購入予定者に取られてしまいます。いい方法はないでしょうか。
目次
融資購入組が、現金購入組に対抗する方法３選
あらかじめ具体的な物件購入の融資についての仮審査を行う
購入対象になりうる物件を見つけたら積極的に金融機関に仮審査の申し込みをしましょう。仮に購入できなかったとしても、人的評価の部分は仮審査で終了しているため。次にいい物件を見つけた際は、人的評価の部分については省略できます。
物件の詳細資料を自身で集めて、自身で金融機関に持ち込む
銀行が取り寄せる資料をあらかじめ投資家が準備することで、審査に必要な時間を短縮できます。必要な資料としては、「販売図面」「固定資産税評価証明」「登記簿謄本」「公図」「住宅地図」「物件の写真」「路線価図」があります。金融機関へは不動産屋を通じてではなく、自身で持ち込むことでスピードアップを図ります。
融資審査を通過できる見込みを売主にアピールする
売主は融資審査期間中待った結果、仮審査が通らず商談が白紙になることを恐れています。白紙になることはない根拠を不動産屋を通じて売主に伝えることで、あとから現金での購入規模者が現れても、商談を受け付けずに融資審査が終了することを待ってもらうことも可能です。そのためには、「資金的余力がある」「不動産賃貸の経験がある」「共同担保がある」「人的担保力がある」などの安心材料を伝えましょう。
融資スピードと売主の安心がキーワード
融資審査がスムーズいくように投資家が行えることは惜しまないようにしましょう。また、売主が安心できる材料がある場合は積極的にアピールしましょう。
お役立ちいただきましたら、SNSのフォローをよろしくお願いします。
融資を有利にする金融機関向け経営状況報告資料の作り方を教えます
融資に積極的な金融機関を紹介します。三井住友トラストL＆F編
大阪協栄信用組合の不動産担保ローンをご紹介します
